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柴田よしき『謎の転倒犬-石狩くんと(株)魔泉洞』

  • 2009/02/07(土) 10:12:26

謎の転倒犬―石狩くんと(株)魔泉洞 (創元クライム・クラブ)
謎の転倒犬―石狩くんと(株)魔泉洞 (創元クライム・クラブ)

内容(「BOOK」データベースより)
深夜のアルバイトを終えた僕が偶然出会った、厚化粧の女性。なんと彼女は連日女の子が行列をなす、カリスマ占い師・摩耶優麗だった。時を遡って過去を見てきたと嘯く彼女に、ズバリ言い当てられた僕の過去。きっと何かカラクリがあるはずだ!ミステリ同好会の僕が必ずこの謎を解いてやる!(株)魔泉洞に持ち込まれる不思議な事件を、鮮やかに解く、優麗の推理(占い?)。そして石狩くんの受難をユーモラスに描いた本格ミステリ連作集。

柴田さんの作品は上手い分、重い作品を読むと自分の気持ちも引っ張られてしまうのでちょっと敬遠してしまうことが多かったのですが、これは「よく判らないタイトルだけど少なくとも重い内容ではないだろう」と見当を付けて読んでみました。
結果、読みやすくて面白かったです♪

大学の卒業は決まったものの就職先が決まらない石狩くんはひょんなことから人気占い師・摩耶優麗(まや・ゆうれ)と知り合い、彼女が社長を務める株式会社 魔泉洞に無理矢理就職させられ裏方と同時に優麗のアシスタントを勤めるハメに陥る。
そのなかで出会う不思議な話、出来事を優麗が解決していく、というストーリー。

短篇集だということもあり謎自体はそんなに手が込んだものはありませんが、その分読みやすく判りやすい内容になってます。
また、強気で我が儘、自分勝手だけど自分の役割と能力を知り尽くして行動する優麗、彼女の右腕として会社の雑務を一手に引き受けるオネエ言葉の中年男性・ウサギちゃんこと宇佐見儀一郎、そして気弱で要領が悪く何の取り柄もないけど何故か優麗に気に入られている石狩くん、といったキャラクターの設定や彼らのちぐはぐな会話が効果的でした。

表題作の他「時をかける熟女」「まぼろしのパンフレンド」「狙われた学割」「七セットふたたび」の4編を収録。
こうやって並べると不思議なタイトルの意味がハッキリしますね。
個人的には「七セットふたたび」というタイトルが一番ウケました(笑)

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