ページ内記事タイトル一覧

≪ 米澤穂信『犬はどこだ』 ALL 大崎梢『平台がおまちかね』 ≫

フリーエリア

テスト中。ここはフリーエリアです。

スポンサーサイト

  • --/--/--(--) --:--:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

近藤史恵『タルト・タタンの夢』

  • 2008/09/14(日) 11:21:54

タルト・タタンの夢 (創元クライム・クラブ)
タルト・タタンの夢 (創元クライム・クラブ)

出版社 / 著者からの内容紹介
下町の小さなフレンチ・レストラン、ビストロ・パ・マル。風変わりなシェフのつくる料理は、気取らない、本当にフランス料理が好きな客の心と舌をつかむものばかり。そんな名シェフは実は名探偵でもありました。常連の西田さんはなぜ体調をくずしたのか? 甲子園をめざしていた高校野球部の不祥事の真相は? フランス人の恋人はなぜ最低のカスレをつくったのか?……絶品料理の数々と極上のミステリ7編をどうぞご堪能ください。

下町の小さなフレンチ・レストラン「ビストロ・パ・マル(悪くない)」にやってくるお客から語られる小さな謎を、無口で無愛想なシェフ三舟が鮮やかに解決する連作短篇。

いわゆる「日常の謎」&「安楽椅子探偵」もの。
それに合わせて謎の種類も、当事者にとってはちょっとほろ苦いけど血生臭い話ではなく、読んでいるほうとしては食事時の会話の中で「そういえばこんなことがあってね…」と話せるくらいの内容だったのが好印象。
解決の仕方も、全てが完全なハッピーエンドではないけど、きちんと納得できる、今夜は泣いてしまうかもしれないけど明日からはまた元気だそう!と思えるような形になっていて読後感がとてもよかった。

でも、それより何より、三舟シェフの作る料理の美味しそうなこと!
しかも、お料理の味だけではなくて、お客への気遣いやサービスといったホスピタリティもしっかりしてるんだよね。
こんなお店が近所にあったら…(笑)
以前、「美味しそうな食べ物が出てくる本」というテーマで記事を書いたことがあってそのときは北森鴻さんの『花の下にて春死なむ』をあげたんだけど、今同じテーマで記事を書くとしたら絶対入れちゃうぞ!という作品だった。

表題作他「ロニョン・ド・ヴォーの決意」「ガレット・デ・ロアの秘密」「オッソ・イラティをめぐる不和」「理不尽な酔っぱらい」「ぬけがらのカスレ」「割り切れないチョコレート」の7作を収録。

シリーズ2作目の「ヴァン・ショーをあなたに」も図書館に予約中。
もうちょっとで回ってきそうなので今から楽しみ~♪

ヴァン・ショーをあなたに (創元クライム・クラブ)
ヴァン・ショーをあなたに (創元クライム・クラブ)

この記事に対するトラックバック

この記事のトラックバックURL

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。