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◆Date:2009年09月
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海堂尊『ひかりの剣』

  • 2009/09/13(日) 12:12:15

ひかりの剣
ひかりの剣

内容紹介
『チームバチスタの栄光』の舞台でおなじみの東城大と帝華大。『ジェネラル・ルージュの凱旋』の天才外科医・速水晃一は「東城大の虎」とよばれた剣道部主将だった。かたや、「帝華大の伏龍」とよばれた清川。二人のあいだには、医鷲旗(東日本医科学生体育大会の剣道部の優勝旗)をめぐる伝説の闘いがあった。

「バチスタ」シリーズの外伝、という感じの作品。
『ジェネラル・ルージュの凱旋』に登場した速水と、『ジーン・ワルツ』(こちらは未読)の清川がまだ大学生だったころの物語。
大学医学部の学生だけで開催される剣道大会で医鷲旗(いしゅうき。大会の優勝旗)を争う各大学の剣道部員たちの姿を、お互いにライバルと認め合う速水と清川を中心に描いた「スポ根」小説です。

登場人物がシリーズのメンバーとかぶるのと、途中にちょっとだけ『ブラック・ペアン1988』で出てきた、速水、島津、田口3人の病院研修のシーンが出てくるので「バチスタ」シリーズなんだなあと感じる程度で、あとはひたすら剣道の話です。
相変わらず(剣道の)専門用語とかバンバン出てきてストイックに話は進んでしまうのですが、登場人物の書き分けも巧いし、ストーリーに勢いがあるので全編飽きずに読めました。
特に最後の医鷲旗を巡る速水vs清川の試合のシーンは迫力があって読み応え満点でした。

ただ、天才的な剣道の腕を持つ帝華大剣道部の新入部員「朝比奈ひかり」の存在はちょっと微妙な感じ。
清川の剣を、そしてその後(間接的とはいえ)速水の剣も変えていくという、物語の中で重要な役割を担っているのは確かなんだけど、それでも結局これは「速水と清川の物語」にしか読めなかったので。
タイトルにまで彼女の名前を使う必要があったのかなあ、と。
(しかも、あまりいいタイトルとも思えないし^^;)

高階院長は、剣道部の顧問(しかも最初は帝華大の、そしてその後東城大の)として登場して、速水と清川、そして2つの大学の剣道部員をいいように「弄んで」います(笑)
こんなに若い頃から「たぬきオヤジ」だったのね~。
「バチスタ」あたりよりも登場シーンが多い分、タヌキっぷりが堪能出来ると思います。

この剣道部での経験が速水を「ジェネラル」にしたのね、と納得できる作品でした。
清川の出てる『ジーン・ワルツ』も読むのが楽しみです♪(現在、図書館の順番待ち中)

ジェネラル・ルージュの凱旋
ジェネラル・ルージュの凱旋
ジーン・ワルツ
ジーン・ワルツ
ブラックペアン1988
ブラックペアン1988

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