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◆Date:2008年10月
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二階堂黎人『稀覯人(コレクター)の不思議』

  • 2008/10/28(火) 13:46:07

稀覯人の不思議 (光文社文庫 に 18-6)
稀覯人の不思議 (光文社文庫 に 18-6)

内容(「BOOK」データベースより)
手塚治虫愛好会の会長が自宅の離れで殺され、貴重な手塚マンガの古書が盗まれた。しかも犯人は密室状態の部屋から消え失せてしまった!犯人は愛好会のメンバーなのか?大学生、水乃サトルが持ち前の頭脳と知識と軽薄さを駆使し、高価なマンガ古書を巡る欲望と、マニア心が渦巻く事件の謎を解く。

けっこう長い(430ページ)しテーマがテーマなんで読み切れるかどうか心配したのですが、思った以上にサクサク読めました。

手塚ファンで、かつ稀覯本コレクターというのがこの作品の主な登場人物たち。
よって、作品中では手塚作品について、そして稀覯本についての蘊蓄が山ほど披露されています。

でも、それがマニアックな描写になり過ぎず門外漢でも興味を持って読める内容になっているところ(でも作品名の羅列はちょっとツライ…)や、そういった情報を交えつつ事件の関係者である登場人物たちの人となりや行動をきちんと誤魔化しなく判りやすく書いてあってとても読みやすかったです。

また、伏線もきっちり書いてあるので、最後の水乃サトルによる推理(謎解き)も納得出来ました。

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高田崇史『QED ~ventus~熊野の残照』

  • 2008/10/19(日) 13:35:23

QED~ventus~熊野の残照 (講談社文庫 た 88-16)
QED~ventus~熊野の残照 (講談社文庫 た 88-16)

内容(「MARC」データベースより)
伝承にまつわる一寸の「?」から歴史を辿る桑原崇と棚旗奈々の旅路は、故郷を捨てた神山礼子と共に、和歌山・熊野を舞台に牛王宝印に秘められた八咫烏の正体と熊野三山の謎を解く。「QED」シリーズ第10弾。

QEDシリーズ第10弾。

今回の舞台は熊野。
タタルと奈々の勤務先の薬局が所属している学校薬剤師会の親睦旅行で熊野にやってきた、という設定。
例によって例の如く、熊野の歴史についてタタルがひたすら喋りまくってます。
で、読んでいる私のほうも例によって例の如く読んだ端からどんどん忘れていってしまい、本を閉じると「読み終わった!」とか「すごく大量な活字を見たぞ」という(変な)満足感はあるものの後に残るものは殆どなかった…という感じ。
何だかもう、面白いのかつまらないのかさえも判らない状態になってます^^;
私の頭で処理するには情報量が多すぎるんでしょうねえ。

でも、この作品はこの旅の中で殺人事件が起こったりはしないので、その点は気楽に読めたかな。

それから、物語の語り手が2人と一緒に旅行に参加している神山礼子という奈々より年下の女性で、タタルと奈々の関係(やり取り)がこの女性の目から見た形で語られているのがなかなか楽しかった。
といっても、この礼子自身が過去に秘密があり、それによって他人、特に男性に対してすごく偏見を持っているという設定なので奈々はともかく、タタルはかなりひどい言われようでちょっと可哀想に思えてしまうくらいだったけど(笑)
というか、確かに他人には理解できないような悲惨な経験をしているのかもしれないけど、それによって自分を特別視して自分以外の他人を全て低く見ている、といった態度を取る礼子は正直苦手なタイプ。
いくら「心の中で思ってるだけで、表面には出していない」と思っていたって、そんなのはちょっと付き合えば(タタルじゃなくても)すぐ見えてくるものだと思うんだけどな~。
礼子がバカにしていたおばさんたちは、そんな礼子の頑なな気持ちも全て理解した上でお節介焼いたり話しかけたりしてくれていたんじゃないかと思うんだけど。

その礼子の忌まわしい過去の真相も最後はタタルの知識+推理によって明らかになる…という結末。
いつもに比べれば血も流れないし、穏やかな雰囲気で終わる読みやすい作品でした。

でも、タタルが話した内容はもう一生思い出せないと思う。
たとえこの先実際に熊野に行ったとしても(笑)

米澤穂信『愚者のエンドロール』

  • 2008/10/16(木) 13:31:08

愚者のエンドロール (角川スニーカー文庫)
愚者のエンドロール (角川スニーカー文庫)

内容(「BOOK」データベースより)
「折木さん、わたしとても気になります」文化祭に出展するクラス製作の自主映画を観て千反田えるが呟いた。その映画のラストでは、廃屋の鍵のかかった密室で少年が腕を切り落とされ死んでいた。誰が彼を殺したのか?その方法は?だが、全てが明かされぬまま映画は尻切れとんぼで終わっていた。続きが気になる千反田は、仲間の折木奉太郎たちと共に結末探しに乗り出した!さわやかで、ちょっぴりほろ苦い青春ミステリの傑作。

神山高校古典部シリーズ第二弾。

う~ん…相変わらず、導入部が苦手だ…。

いくら体調不良でダウンしたからといっても死んだわけじゃないんだから、物語のトリックと結末くらい本人に確認するのが一番早いんじゃ?とどうしても思ってしまうんだよねえ。
もちろん、最後には「そうできなかった理由」というのも明示されるわけだけれど、引き受けた時点ではそれは伏せられているわけだよね。
だとしたら、引き受ける前に、そこをもっと追求するもんじゃないの?
という(身も蓋もない)部分が気になって仕方ないのだ。

そこを超えて話に入ってからの進め方や推理合戦(?)はすごく面白かったんだけどね。

ちなみに私はこういうシチュエーションだった場合、人が考えた内容の穴を見つけたりは出来るけど、自分独自の考え方や合理的なトリックを発見したりは出来ないタイプです^^;

霧村悠康『脳内出血』

  • 2008/10/14(火) 13:26:59

脳内出血 (だいわ文庫 I 118-1)
脳内出血 (だいわ文庫 I 118-1)

出版社/著者からの内容紹介
医療ミス、論文捏造、殺人......。大学病院という迷路で、医師は倫理を捨ててしまったのか。現役医師が告発する衝撃の医療ミステリー!

東京近郊のホテルで女性の変死体が発見されたが、身元に関する手がかりは何一つ出てこない。同じ頃、都内のホテルで開催された日本代謝病遺伝子学会では、国立O大学大学院に所属する二十八歳の医師が注目を集めていた。世界最高峰の科学誌に若くして論文が掲載されたのだ。ところが、その論文に捏造疑惑が持ち上がる----。現役医師だから書ける衝撃の医療ミステリー!

将来を嘱望された若手医師が書いた論文の捏造と、千葉県内のホテルで発見された身元不明の女性の変死体という全く関係がないように思われた事件が一つに結びついて行く…という構成。
ストーリーの枠組み自体は面白そうだと思ったんだけど…読んでみたら長かった…(T_T)

ページ数自体は430ページくらいだったんだけど、なんだか全体的に無駄な部分が多かったような気がする。

作品の冒頭(20ページ付近)で女性の変死体が見つかるシーンが出てくるんだけど、その後すぐに論文捏造の話に移ってしまってその後大学の内部や研究の話や論文の話が延々と続くんだよね。
その間(2ヶ月くらい)変死体は身元不明のまま。
で、そのまま論文の捏造を告発するところまで行って、ようやくそこで冒頭の変死体がこの大学と関係があるってことで捜査が入るんだけど、ここまでで250ページを超えてるんだよ。
ちょっと長すぎるんじゃないかと思うんだけど。

その他の部分も全体的に書き込みすぎって印象。
同じことが何度も繰り返して書かれていたり、あまりストーリー展開に関係のない専門的な話が長々と書かれているのがすごく気になった。
その分、肝心のメインストーリーの展開が遅々として進まない、というか空回りしている、というか。
確かに専門的な知識は読んでいて面白い部分もあるけど、ストーリーの進行を阻害するほどの量を書かれても読者としてはツライ。

それから、セリフ、特に独白部分の書き方がすごく説明っぽくなっていて違和感あり。
これもあまりにも長く複雑になっているストーリーを補完するために使われているような気がする。

そもそも何故冒頭の変死体は「殺された」のではなく、脳内出血で「死んでから首を絞められた」という設定にしたかの理由がよく判らなかった。
別に「首絞めて殺した」でもそんなに状況は変わらなかったのでは?
あと、犯人にはもうちょっと犯行に結びつく伏線を張っておいて欲しかったなあ。

全体的にもっとシンプルに、スピード感を持たせたストーリー展開にして欲しかったなあ。
論文や実験の説明を簡潔にして、変死体と論文の関係をもっと早い時期に絡ませて書けば半分くらいのページ数で終わったのでは。
じゃなければ論文捏造をメインにしてひたすら大学内部の話にしたほうが判りやすかったと思う。
(「チーム・バチスタ~」みたいにね)

ただ、島田のヤな奴っぷりはよく書けてたと思う。
モデルがいるのかしら?(笑)

光原百合『最後の願い』

  • 2008/10/13(月) 11:03:38

最後の願い (光文社文庫)
最後の願い (光文社文庫)

内容(「MARC」データベースより)
新しく劇団を作ろうとしている度会恭平。納得するメンバーを集めるため、日々人材を探し回る。その過程で出遭う謎。日常に潜む謎の奥にある人間ドラマを、優しい眼で描く青春ミステリー。

面白かった!

新しい劇団を作ろうとしている一人の青年が、こいつなら一緒に出来ると見込んだ人物に会いに行き、その相手が語る昔話から彼(女)の物語に秘められた真実をあぶり出し、それによって相手の興味や信頼を得ていく…という設定。

1話完結の短篇のように描かれた6つの物語の中で劇団の脚本原作者、役者、制作、美術担当者らが集められていく。
そして最後の短篇で集められた劇団員たちが一堂に会し、遂に旗揚げ好演の幕が上がる…という良くできた構成。

物語の設定、謎解きは丁寧によく考えられていて納得できる内容で読みやすかったし、登場人物が(芝居関係者という設定らしく)みんな個性的なのも楽しく読めた。
何より会話のテンポがいいのが印象的。

彼らがどんな芝居をするのか見てみたい。
それがダメならせめて続編を!

恩田陸『ユージニア』

  • 2008/10/13(月) 10:59:21

ユージニア (角川文庫 お 48-2)
ユージニア (角川文庫 お 48-2)

出版社 / 著者からの内容紹介
あの夏、青沢家で催された米寿を祝う席で、 十七人が毒殺された。
ある男の遺書によって、一応の解決をみたはずの事件。町の記憶の底に埋もれた大量殺人事件が、年月を経てさまざまな視点から再構成される。

過去の(解決した、と思われている)事件の関係者へのインタビューのような形式で始まるので、宮部みゆきの『理由』を思い出した。
でも読み進めていくと、(当然ながら)全く別の作品だった。

『理由』は、取材者がただ淡々とその当時の関係者の話を聞き、その内容がそのまま読者に届けられるという形式が最初から最後まで貫かれていたのに対して、こちらはインタビュー形式あり、登場人物の中の一人が書いたこの事件を題材にした本の内容の引用だったり、完全に登場人物視点の小説形式だったりとさまざまな手法で事件のアウトラインをなぞっていく。
そして『理由』では、そうして関係者によって明らかにされる事件の断片によって少しずつ事件そのもの、そして犯人の心のうちまでが明らかにされていくのに対して、この作品は最初は判りやすそうに見えた事件が話を聞くことによってどんどん曖昧で不吉な、不気味なものに化けていく、といった印象が残る作品だった。
相変わらず恩田陸は「不安」を形にするのが巧い。

一番色んな意味で印象的だったのは現在の緋紗子を登場させた部分。
実際に読んでいる時点では「なんでここにこれを持ってきたのかな?」と思っていた。
予想ではもっと曖昧に、もっと不安定な形で終わるのかと思っていたのに、あそこで事件のある程度の形が見えてしまったのが展開としてちょっと意外な感じがしたので。

でも、読み終わってからもう一度物語をなぞってみたらまた違ったイメージが残っていることに気が付いた。
緋紗子を昔とは全くイメージの違った存在として登場させることで、「事件」とはまた別の意味の不気味さ、残酷さを表現していたとも思う。
彼女が過去の、誰かの中の美しい(そして同時に禍禍しい)思い出として語られるだけだったら、または何年経っても変わらないままの姿で登場したとしたら、彼女がその事件の象徴であるという事実は残り、そのために起こったあの悲惨な事件に「赦し」を与えてしまうことになる。
でも現実はそうではなく、年月はすべての人々の下に等しく訪れる、それは彼女も例外ではない、と気付かせる。
そしてただ「事件」だけがそこに残るのだ、という事実の大きさ。
そんなものを表現していたように思う。

最後まで犯人が特定されない(少なくとも小説の中に「この人である」とは書かれていない)ということについては、確かにスッキリしない気持ちも残るけど私としては「これはこういう作品なんだ」と理解することが出来た。

ただ、最後の章はちょっと意味が判らなかった。
犯人を特定せずに終わるのであれば、あの章は不要だったような気がする。
何よりあの「勘違い」の説明は説得力がなさすぎると思うんだけど、どうだろう。

近藤史恵『ヴァン・ショーをあなたに』

  • 2008/10/05(日) 10:56:37

ヴァン・ショーをあなたに (創元クライム・クラブ)
ヴァン・ショーをあなたに (創元クライム・クラブ)

下町の気取らないフレンチ・レストラン「ビストロ・パ・マル」のお客が持ち込んでくる謎を無愛想なシェフ・三舟が解決する作品を中心にした連作短篇集。
表題作他「錆びないスキレット」「憂さばらしのピストゥ」「ブーランジェリーのメロンパン」「マドモアゼル・ブイヤベースにご用心」「氷姫」「天空の泉」の7作を収録。

先日読んだ『タルト・タタンの夢』の続編。
前作では、全ての作品が「ビストロ・パ・マル」で起こった謎をギャルソンの高築くん視点で書いてあったけど、今回は7編のうち最初の4編が同じパターン、残りの3編のうち「氷姫」は「パ・マル」とは全く別の場所、別の人間関係の中で起こった悲しい物語に三舟シェフが回答を与える物語。
(これはよく読む近藤さんの他の作品にイメージが近い感じ)
そして、残りの2編は「パ・マル」のシェフになる前に世界中を放浪していた三舟青年を描いた物語になっている。

作品の構成は若干変化があったけど、どの作品も柔らかい雰囲気と納得できる展開、そしてそこに上手く「料理」というモチーフをきれいに組み込んだ前作同様魅力的な作品集になっていた。
そして何よりも読み終わったあとに、ホッと息をつけるそんな結末が全ての物語に与えられているのが素晴らしかった。

どれもよかったけど、中でもこの作品集の多くの作品で、疲れ果てたお客に三舟が振る舞うヴァン・ショー(シナモンやオレンジなどのスパイスを漬け込んだ赤ワインを温めたもの)の由来を描いた表題作が絶品。
無愛想だけど、洞察力に優れて、何より美味しいものを食べること、作ることに情熱と愛を持っている三舟青年が老婦人の心に刺さった棘を抜いて「安らかさ」を取り戻してあげる結末が見事だった。

もっともっと続編が出るのを期待したいシリーズ。

ナンシー・アサートン『ディミティおばさま現る 優しい幽霊1』

  • 2008/10/04(土) 10:51:41

ディミティおばさま現わる (ランダムハウス講談社 ア 5-1 優しい幽霊 1)
ディミティおばさま現わる (ランダムハウス講談社 ア 5-1 優しい幽霊 1)

内容紹介
米独立系ミステリ専門書店協会による20世紀ベスト・ミステリ100選出
幼い頃に大好きだった物語。
でもまさか、その主人公から遺言状が届くなんて!?
英国の小さな家が舞台のほのぼのミステリ
幼い頃、いつも母が聞かせてくれた『ディミティおばさまの物語』。
優しくて冒険心いっぱいのおばさまは、ロリのお気に入りだった。
でもまさか実在していたなんて!?
ある日突然、ディミティの遺言状を受け取ったロリは、指示されるがままに英国のディミティ邸へ。
すると暖炉の火がひとりでに燃えたり、白紙の日記帳に文字が浮かびあがったり――。どうやら幽霊になってもなお、おばさまは何か心の傷を抱えているらしく・・・・?
幽霊の謎に迫る、シリーズ第1弾

本の裏表紙に書かれていたあらすじ(上記と同じ文章)と、表紙の可愛らしいウサギのぬいぐるみのイラストを見て(またしても(笑))勝手に
「おとぎ話を卒業した(12歳くらい?)女の子が、昔好きだったお話に出てきた登場人物が実在していたことを知り彼女の遺した家に遊びに行く。そこにはその登場人物が幽霊として住み着いていた。その家の周囲で起こる不思議な事件を少女とおばさまの幽霊が協力して解決していく」
って感じの話かと思って読み始めたんだけど…見事に違っていた(笑)

まず主人公のロリは10代の少女ではなく、30代の女性。
しかも離婚して家庭も仕事も友達も失った上に、意地を張って疎遠になっている間にただ一人の肉親であった母も亡くしてしまい生きる気力を失いかけている…という設定。
そんなロリが、かつて自分を楽しませてくれた物語の中のディミテイおばさまが実在の人物だということ、しかも亡くなった母と親友だったことを知り、おばさまの遺言に従ってイギリスにあるおばさまの愛した小さな村の小さな家に滞在することになる。
そこでロリはおばさまが自分の中に閉じ込めて、親友である母にも明かさなかった悲しい「秘密」の正体を探し、その哀しみからおばさまの魂を解放する。
そしてそれは同時に、自分に自信を失い、母を孤独の中で一人死なせてしまったことで自分を責め続けるロリへの救いと癒しでもあった…という感じの話だった。

というわけで、思っていたのとは全く違う話だったけど、すごく面白かった。
この作品の魅力は、展開がスピーディで、登場人物が個性的かつ魅力的、しかも作品中に出てくるいくつものディミティおばさまの物語を始めとした物語の設定がきちんと考えられ読者に対して丁寧に判りやすく書かれていたところ。
そして何よりもその作品の魅力を余すところなく伝えてくれた(のであろう)鎌田三平氏の翻訳がすごく良かった。

この旅行(冒険)の中で傷ついたロリは自分への自信と母への愛を取り戻すと同時に、自分が愛する人、大切にしたい人も手に入れることになる。
私は恋愛小説は殆ど読まないのだけれど、この物語は不器用な二人が時々ぶつかりながら、でも少しずつお互いを受け入れ信頼し、寄り添い合っていく様子が丁寧に、でも邪魔になることなく書いてあるので自然に読むことが出来た。

この作品は《優しい幽霊》シリーズの1作目、とのこと。
イギリスでは14作が発表されていて、それが順次翻訳される予定らしい。
なかなか読み応えのあるシリーズになりそうなので今後の出版が楽しみ。

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