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◆Date:2003年11月
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東野圭吾『ゲームの名は誘拐』

  • 2003/11/18(火) 22:13:25

ゲームの名は誘拐
東野 圭吾
東野圭吾『ゲームの名は誘拐』現在公開中の映画「G@ME」の原作。
昨日会社の後輩に借りて、一気読み。

すごく文章が読みやすいし、展開が判りやすくてサクサク読めました。
ただ「面白かったか」と言われると『うむむ…』って感じ。
展開は面白いんだけど、そこに至るまでの前提条件が納得できない。

※以下、多少ネタバレ部分があります。これから読む予定の方はご注意下さい。

映画のCMで樹理役の仲間由紀江が「まだ判らないの?」って言ってるシーンがすごく印象的であの雰囲気から言うとこの狂言誘拐をやってる2人(樹理と佐久間)は決して信頼関係があってやっってるんではないんだろうなあ、と最初から思いこんで読んでいたからなのか、はたまた元々それを読者が読み取ることを見越して書いているのか…がよく判らないのだけど、2人が狂言誘拐をやってるシーンと言うのが非常に判りやすく胡散臭い。

伏線とか色々出てくるんだけどそれがあまりにもあからさまだし、大体佐久間はなんだってこんなに簡単に樹理の言うことを信じてしまうのだろう?と思わずにはいられないんだよなあ。
こんなに危険な事をする相手をただ話を聞いただけで裏付け調査もしないで信じちゃうのってちょっと嘘臭い。
それも、狂言誘拐に関しては綿密な計画を立てて完璧にそれを実行する頭脳と実行力がある、と言う設定の佐久間だからこそなおさら。
そんなに信じやすい性格には見えないんだけど。

だから、その関係が崩れて(樹理の裏切りに佐久間が気付いて)からのラスト50ページはなかなか面白い。
計画は上手く行ったはずなのにその先に思い描いた絵が一向に出来上がって来ない事に苛立ちを募らせる佐久間、そして苛立つ彼の前に一つ一つ現れてくるミッシング・ピース。
そしてそれを組み立てた結果、見えてくる真実。
それに気付いた佐久間の運命は?!
「わ~い、やっと面白くなったぞ~!」と思ってワクワクしながら読んでいたら、急にバッサリ終わるんでビックリしてしまった。
あの終わりかたって…どうなのかなあ?

とにかくですね、映画のCMの「まだ判らないの?」。
あのセリフでこの作品の8割方はネタバレしてる気がするんですが、良かったんでしょうか?

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