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◆Date:2001年03月
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天藤真『遠きに目ありて』

  • 2001/03/31(土) 14:26:04

遠きに目ありて
天藤 真
推理小説の楽しみ方に事件そのものや謎解きを楽しむタイプと、事件の周辺の人間の描写を楽しむタイプがあるとすれば私は断然後者。
そんな私にとってはこの作品はちょっと物足りなかった。

脳性マヒで手足、口が不自由だけど、頭脳は明晰で驚くほどのひらめきを見せる『車椅子探偵』信一少年とその母親咲子、そして信一を通して咲子に密かな想いを寄せる真名部警部とその部下たち、という魅力的なキャスティングなのに物語の殆どが事件の状況や経過に費やされていて彼らはただ謎を解くためだけにそこにいるような存在になってしまっていたのが残念です。
特に最後の物語も信一のひらめきで事件の真相が明らかにされるものの、その根拠が明示されず「なんとなくそう思った」でおわっていたのには「これって…ありですか?」と正直思いました。

出てくる事件が殺人事件とかの大きな事件が殆どだったけど、このキャラクターだったらもっと身近な(例えば加納朋子さんがよく描いているような題材の)謎を扱った方が雰囲気が出るんじゃないかなあ…というのは、余計なお世話ですね。

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『私は殺される-女流ミステリー傑作選』

  • 2001/03/20(火) 14:23:59

私は殺される―女流ミステリー傑作選
結城 信孝
女流ミステリー作家の短編アンソロジーです。
こういう短編集って作品によって出来不出来(と言うか私の好き嫌いかな?)の差がかなりでちゃうものなだけど、これはどの作品もなかなか面白かったです。
特に(最近の私には珍しく)栗本薫の作品が○でした。
宮部みゆきは(彼女にしては)イマイチだったかな。

有吉佐和子『和宮様御留』

  • 2001/03/19(月) 14:21:43

和宮様御留
有吉 佐和子
先週読み終わって、感想を書こうと何度か挑戦したのですがなかなか書き込めませんでした。

面白かったんですよ。
ず~っと昔(20年近く前!)に買った本で一度読んでいて、「公武合体のために将軍家に降嫁した和宮は実は身代わりだった」というテーマだというのも覚えていたのですが細かい話の筋はすっかり忘れていて初めて読む本のように楽しんで読めました。

ところが、私としたことが読んでる途中でうっかりこの本の書評を読んでしまいまして、どういう終わり方なのか事前に知ってしまったんです。
もちろん、それを知っても作者の力量で面白く読めたのですが、「出来れば忘れたまま読みたかった」というのが正直な感想でした。
なのでこれからこの本を読む人にも、「あまり余計な内容は話したくない、でも面白さは伝えたい、それには何をどう書けばいいの?」
ってところでずっと悩んでいたのです。

結局、悩んでいた内容をそのまま書いてしまいましたけど(笑)

全編を覆う「御所言葉」と、女達の闘い。
その中で運命に翻弄される少女達の悲しみ…。
「悪女について」と同じ著者なので、あの作品と同様、緻密な描写でじわじわと迫ってきます。

しかし十○年前の私は、この話をどう読んだんだろう。
全然覚えてないのが残念です。

加野厚志『女陰陽師』

  • 2001/03/11(日) 14:20:10

女陰陽師
加野 厚志
徳川幕府最後の秘策、「公武合体」ののために将軍家茂に嫁ぐため江戸に降嫁する皇女和宮。
その華々しい行列の中で和宮のための輿に乗っていたのは、実はその影武者となった女陰陽師であった…。

というお話。
去年の末くらい(?)に買って3分の1くらいまで読んだまま放ってあった本です^^;
読み始めればそんなに難しいこともなくサクサク読める類の本です。

タイトルが怪しい。
その上、表紙がクリムトの「接吻」!
怪し過ぎる(笑)(クリムトは好きですが)
でも内容は何となく中途半端でイマイチだったかな。
影武者「八瀬」に襲いかかる敵の姿が途中ですごく曖昧になってしまった所が要因かと思うのですが。

21世紀研究会『人名の世界地図』

  • 2001/03/10(土) 14:16:30

人名の世界地図
21世紀研究会
世界の(と言っても殆ど欧米ですが)人名の成り立ちや意味を解説した本です。
かなりの数の人名が取り上げられて文章も平易で読みやすいのですが、その分ちょっと単調だったかな。
巻末に取り上げた名前が50音順で表になっているのが親切(^^)

でも何よりも私は「Robertの愛称がなんでBob?」という長年の疑問が解決したのが嬉しかったです(笑)
※Robertの短縮形RobがRob→Hob→Nob→Bobと韻を踏んで変化した形らしいです。

林望『パソコン徹底指南』

  • 2001/03/06(火) 14:14:28

パソコン徹底指南
林 望
これって誰に向けた本なのかなぁ?
書き出しは「パソコンを触ったこともない人にとっては…」と始まるんだけど、内容を読んでいくととても「触ったこともない人」には理解できないんじゃないかと思われる事ばかり。
それに本の帯に「誰でもやる気が沸いてくる」とあるけど、もし私が「これから始めてみようかな」と思ってこの本を読んだとしたら「やっぱり面倒そうだからいいや~」と思っていたと思う。
書いてあることは確かにその通りだし、
(曰くパソコンは元来脆弱なものである。すぐ壊れる。だから自分でそのためのバックアップをしておかなければならない、などなど)
そう言うことを判っていないでパソコンを使って大騒ぎしている人も多いだろうから最初からこういう警告を発しているというのは良心的なんだと思うけど…。

でもやっぱりあまり魅力的な入門書とは思えないなあ。
ここまでしてパソコン使わなくてもいいや、って思う人のが多いと思う。
多分。

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