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◆Date:2000年10月
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恩田陸『球形の季節』

  • 2000/10/28(土) 00:00:00

球形の季節
恩田 陸
平成6年に単行本が刊行、去年文庫化された恩田陸の作品。

東北にある「谷津」という小さな街を舞台に、そこで生まれ育った高校生たちが主な登場人物。
「おまじない」とか「噂」とか「場の力」とかが重要なキーワードになった物語。
本の裏表紙のあらすじに『モダンホラー』と紹介されていたので、「怖い話なのね」と思って読み始めたのにそう言った怖い描写が全然出てこない。
その代わり登場人物たちが住む「谷津」という東北の小さな街の様子が何度も何度もとても丁寧に描写される。
特に最初の頃は、登場人物たちの行動を追っていたはずの文章が、いつの間にか風景描写になっている事が多くてなかなか頭に入ってこなくて何度も読み直してしまった。
「ホラー」と言うより解説に書いてあったけど「フォークロア」とか、または「ジュブナイル」って感じの作品だった。

面白くなかったわけじゃないんだけど、「あ、この感じ判る」とか「なるほど」とかそういう感覚があまりなくて何となくスーッと読み終わってしまったって感じ。
う~ん…私にとっては生まれ育った小さな町も高校時代も遠くなってしまったって事かなあ?
だったらちょっと悲しい(T_T)

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小野不由美『風の万里 黎明の空』(上・下)

  • 2000/10/21(土) 00:00:00

風の万里 黎明の空〈上〉―十二国記
小野 不由美
…上下巻を一気に一日で読んでしまった…。
取り付かれたように本を読んでるな~^^;
大丈夫か?(笑)

今回の話はグータラな私にはちょっと耳が痛かったです。
でも、結末が前向きなので読んでいて気持ちがいいですね。

段々登場人物が増えてきたので、名前や役職や関係が覚えられなくなってきたぞ^^;
戦闘シーンも人数が多いので、何がどうなっているのか情景を想像するのが難しかったです。

…だから、たとえ世界中の誰もが私を疑っても、お前だけは私を信じていなければならない。

小野不由美『風の海 迷宮の岸』

  • 2000/10/18(水) 00:00:00

風の海 迷宮の岸―十二国記
小野 不由美
しつこく「十二国記」シリーズです。
我ながらすごい勢いだな^^;

いいですね~。この世界、好きです。

架空のものとは言え、一つの世界や国を作るってのは考えてみればとても大変な事ですよね。
習慣や身分や慣例や儀式や生活様式や文化や…そうした大小様々な事の積み重ね、絡み合いの中に「国」としての個性が出てくるわけでしょうから。
でもあまりにも現実(の日本)とかけ離れて個性的にしすぎてしまっては、理解しにくくなってしまう。
それを破綻しないように組み立てて、そしてその中で生活する「人」をまた配置していく…まさに「神」にも似た仕事ですね。

「世界」も好きですが、登場する「人」(と呼んでいいのかどうか?)も魅力的です。

小野不由美『月の影 影の海』(下)

  • 2000/10/17(火) 00:00:00

月の影 影の海〈下〉十二国記
小野 不由美
昨日、会社帰りに買って一気に読んでしまいました。

面白かった!
この面白さを上手く伝える言葉が見つかりません。
とにかく、読み始めるとすごく自然にその世界に入って行けて、主人公の陽子と一緒にそこを旅している気持ちになれました。
彼女の痛みや、孤独や、つらさ、そして少しずつそれを自分の力にしてたくましくなっていく様をまるで、そこにあるかのように思い描きながら読むことが出来ました。
本当にあんなにくっきりヴィジュアルが思い浮かぶ物語って言うのも久しぶりだったな。
もちろん、それは私の頭の中にあるもので、著者がイメージしているものとは全く違うのかも知れないけれど。
でも、これを読んだ誰もが自分の頭(または心)の中に、自分の「十二国」があるに違いない、と思います。

この2冊だけでもかなり「読んだ~!」って気がするのに、最後の一行が
『これが陽子にとっての、物語の始まりである。』
カッコイイっ!(>_<)
今後が楽しみです♪

でもね、講談社文庫の表紙、あまりにも内容のイメージと違っててちょっと悲しいです(T_T)
もうちょっとファンタジーっぽい表紙だったら良かったのになあ。

小野不由美『月の影 影の海』(上)

  • 2000/10/16(月) 00:00:00

月の影 影の海〈上〉十二国記
小野 不由美
今も続いている(らしい)「十二国記」シリーズの最初の一冊。
上下巻なので「全部読んでから」と思ったけど面白かったので、ご紹介。

自分の生活に色々疑問や不満はあったけど普通の高校生だった主人公が、
突然そこから引き剥がされるように「別の世界」に連れて行かれ、放り出されてしまう。
そこで、元の世界に戻るために生き延びて、戦う事を選択する。

元の世界では傷つくこと、傷つけることを恐れて、他人の思惑に自分を合わせることだけに心を砕いていた主人公が、見知らぬ世界で生きるために過酷な状況の中で少しずつ強く変わっていく課程が丁寧に描かれています。
これは「人が成長していく」お話なのかな?って今の段階では思います。

こういうファンタジーノベルって久々に読むけど、次の展開が読めなくてワクワク、ドキドキしますね。
下巻ではどんな事が起こるのか楽しみです。

ディズニーランド101の謎

  • 2000/10/14(土) 00:00:00

ディズニーランド101の謎
TDL研究会議
あまり面白くなかった。
確かに「へー。」って話ばかりだけど、同時に「だから?」ってセリフも浮かんでしまう。
まあ、それは何に於いても「すごく好き」と「まあ、フツウ」の人のテンションの違いだから仕方ないけどね。
でも、それにしても文章に魅力がない気がする。
本人が一番盛り上がってると、傍で見てる方は引いちゃうでしょう。
そんな感じです。

それに、ディズニーの本でありながらイラスト類は全く使ってないんだよね。
もちろん著作権がらみだけど(本書の中でも触れられています)。
でもやっぱりそれって寂しくない?

恩田陸『光の帝国』

  • 2000/10/05(木) 00:00:00

光の帝国―常野物語
恩田 陸
良かったです。
会社帰りに買って、電車の中で読み始めたのですが最初のお話で危うく泣きそうになってしまいました。
好きです、こういう世界。
しばちゃんが「痛い」と言っていた表題作も、最初のお祈りの言葉を読んだだけでじんわりしちゃいます。

「なぜ」とか「なんのために」とか言うエクスキューズが殆どないのに、その世界にすんなり入り込んでいけるのが不思議で、気持ちよかったです。

秋の夜長にゆっくり味わって読んで下さい。

色んな能力を持った人たちが出てくるけど、もし私に何かあるとしたら「しまう」能力がいいなあ、と思いました。

林真理子『着物をめぐる物語』

  • 2000/10/04(水) 00:00:00

着物をめぐる物語
林 真理子
林真理子って、底意地の悪い女を描かせたら天下一品、って感じがある。
そこが私は苦手なんだけど。
これは、その「女」に「着物(和服)」がからんでるので、ますます迫力がある。
同じ衣装でも洋服ではこのドロドロ感はでないんだろうな。

短編集なのですが、それぞれのお話の表紙に着物の写真(部分)が使われています。
私は特に着物には興味がありませんが、それでも「きれいだなあ」と思わせられる力がありますね。
私もうっかりハマらないように注意しないと^^;

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