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◆Date:2000年09月
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清水義範『尾張春風伝』(上・下)

  • 2000/09/27(水) 00:00:00

尾張春風伝〈上〉
清水 義範
面白かった~♪

徳川御三家筆頭 尾張六十二万石の第七代藩主徳川宗春のお話です。
「時代小説」かと思って読み始めたら(いや、そう言う側面も間違いなくあるんですが)、「青春小説」?って感じで読みました。
歴史モノを読むと、時々「どうしてこの時代にこんな考え方を身につけることが出来たんだろう」と言う人物を発見するけど、宗春もそう言うタイプですね。
いや、現代だってこんなに「平らか」な気持ちを持って、それを行動に移せる人って少ないのでは?と思う。
もちろん、そんな考え方は新しすぎて彼は将軍吉宗から疎まれて、結局歴史の表舞台から姿を消すことになるわけですが。
それでも彼の生き方は清々しい、と思わせる作品です。

書き出しの一行「春風が吹いた。」は宗春の性格とその後の彼の生き方を暗示して秀逸。

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阿川佐和子『おいしいおしゃべり』

  • 2000/09/24(日) 00:00:00

おいしいおしゃべり
阿川 佐和子
阿川佐和子さんのエッセィ。
週刊文春の対談コーナーを読んでいて感じる彼女の育ちの良さがそのまんま出た文章ですね。
ちょっと自分を卑下しすぎ?と言う所もあってちょっとそこが鼻につくかな。
(本文の中に、昔そこを先輩に指摘された、と言うような記述がありました。)
食べ物とか自然の見方、その描写力が良かった。
「好き!」パワーが爆発してる感じがしました(笑)

阿部和重『インディヴィジュアル・プロジェクション』

  • 2000/09/18(月) 00:00:00

インディヴィジュアル・プロジェクション
阿部 和重
カバーの写真が印象的でハードカバーの時から見かける度に「買おうかな」と思っていた作品。
文庫化されたので早速読んでみました。

もうちょっと「軽い」内容をイメージしていたんで、結構ハードな内容(文体)にちょっとビックリでした。
こういう「自分」と「他者」とか、「現実」と「幻想」の境目が判らなくなってくる作品って舞台ではよく見るけど小説でやられちゃうと自分の想像力をフル稼働してないと何が何だか判らなくなるので読むのにとてもパワーがいります。
そう言う意味で若くないと楽しめないのかも^^;

嵐山光三郎『文人悪食』

  • 2000/09/12(火) 00:00:00

文人悪食
嵐山 光三郎
夏目、芥川、太宰、三島などなど、近代日本文学を語る上で欠かせない文人37人を、その「食」に対する嗜好や癖から読み解こう、という内容の本。
なかなか面白く、読み応えがありました。
巻末に13ページに渡って列記されている参考文献が圧巻です。

この頃の文人ってみんなとんでもないですね。
酒癖悪いし、いばりん坊だし、乱暴者だし、借りた金は返さないし、女癖は悪いし…。
傍迷惑なヤツばっか。
今だったら芸能マスコミの格好の餌食だ(笑)
まあ、そう言う過剰な「自信」や「劣等感」があったからこそ、文人たり得たって事なんだろうけど。


それにしても。
この37人、名前はもちろん代表作も大体知っているにもかかわらず、読んだ事は殆どない、と言うあたり私の読書傾向とか知識の質を如実に物語っている^^;

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